2006-09-29から1日間の記事一覧

『忌品』

050(小説)太田忠司『忌品』(トクマノベルス) 文章にはイメージに頼らない冷静さがあるのに、ストーリーはどこか不条理、不安定。後半に行くに従ってその「腑に落ちな」さが魅力に思えてきた。色っぽいシーンもけっこう上手いんだなあ、太田さん。