2008-05-01から1ヶ月間の記事一覧

「アフタースクール」

ぶわっはっは。最後まで観て、キャスティングの妙に納得。最初のほうとか、云われてみればなるほどのフェアプレーだったんだな。エンドロールが終わって暗転しても、最後にもう一カットあるから席を立たないでね。 (映画館にて鑑賞) 以下、ネタバレ感想で…

『ダム2』

021(写真集) 萩原雅紀『ダム2』(メディアファクトリー) 重要文化財あり、最新型あり、メルヘン(笑)あり、ひとつとして同じもののないダムの魅力を、熱い想いに溺れることなく伝えてくれる。写真がメインではあるが、そのダムの特長、歴史、近隣ダムと…

「相棒」

テレビ版は全く見ていなかったが、すんなり話に入り込めた。ガラスのチェスセットがほしくなった(笑)。 (映画館にて鑑賞)今年の20本目。

「最高の人生の見つけ方」

男の人は、幾つになっても男の子なんだなあ。ファーストシーンとラストシーンが、ひねりを加えて見事につながっているところがマル。リストの項目が線で消されていくたび、ほっこり暖かい気持ちになった。主演二人の素晴らしさは云うまでもなし。

「ノーカントリー」

アカデミー賞云々より、「海を飛ぶ夢」の名演が記憶に新しいハビエル・バルデムが殺し屋役!というので映画館へ足を運びました。いやー、バルデム怖かった! あの前代未聞の武器といい、髪型といい、不敵な笑顔といい、ものすごい存在感。 コーエン兄弟の作…

『女王国の城』

020(小説) 有栖川有栖『女王国の城』(東京創元社) 江神シリーズ15年のブランクを全く感じさせないのはさすが(もちろん、全体を通してのリーダビリティーは確実に上がっている。アクションシーンのテンポの良さも)。くるりと何かが反転して世界が変わる…

『双頭の悪魔』

019(小説) 有栖川有栖『双頭の悪魔』(創元推理文庫) 読者への挑戦が三つもあって読み応え満点の本格ミステリ。真相は、驚くというよりは「なるほど〜」と唸らされた。たしかに論理的に道をたどればその一本しかないんだよね。学生たちのわちゃわちゃした…