2008-09-01から1ヶ月間の記事一覧

「おろち」

原作は既読。といっても読んだのがかなり前だったので、映画を観終わった後にもう一度読み返しました。「姉妹」を映画化したのかと思ってたけど、そうか、「血」と合わせたのね。 たしかに原作はこういう話なんだけど、二つの話を無理にひとつにまとめるより…

「ウォンテッド」

うわーなにこれ、すんげー! とあるキャンペーンのせいで、予告は映画館に行くたび観させられてたんだけど、CG頼りの大味なハリウッド映画なんだろうと高をくくっていたんですよ。ところがあちこちのブログでたいへん評判がいいので、予定を変更して鑑賞。…

「おくりびと」

本木雅弘の納棺の所作が、しなやかで無駄がなくそれでいて優しく、ほれぼれするほど綺麗。エンドロールで使いたくなるの、分かるわ。 山形の自然、チェロの音色、確かな俳優たちの演技。前半は意外にもコミカルな要素が多くて楽しかった。これでストーリーに…

「ひゃくはち」

画面が暗転してエンドロールが始まり、湘南乃風の歌が流れ始めたら、なんかもう泣けて泣けて。かれこれ三十年近く映画ファンやってますけど、こんなに映画館で泣いたのはあんまり覚えがないかも。 自分は田舎の女子高に通ってたので、高校球児なんてテレビで…

「グーグーだって猫である」

初めて観た犬童監督作品。ほわほわと暖かく軽やかで、とってもファンタジック。でもホロリとする場面もあって、ステキでした。淡々としているようでいてテンポがいいので、観ててダレることがなかった。まあ、ニューヨークとかチアダンスとか、えらく唐突な…

最近の読書

再読は、原則として当ブログではカウントしていないのですが(じゃないと綾辻本ばかりになってしまう(笑))、最近の読書はスカイ・クロラ祭り<『スカイ・クロラ』再読、以下シリーズ五冊を順に読破、映画を観た後に『スカイ〜〜』再々読、『ナ・バ・テア…

『名作マンガの間取り』

043(その他) 影山明仁『名作マンガの間取り』(ソフトバンク) ネット書店で頼んだので、受け取って初めて本の小ささを知る。びっくり(笑)。題名は知ってるけど中身までは‥というマンガ作品が多かったので、できれば家の外見だけでも載せていただければ…

『本棚2』

044(その他)ヒヨコ舎編『本棚2』(アスペクト) 前作『本棚』と比べて、文章部分は文字を小さくコンパクトに、その分写真を増やして、蔵書の書名をより多く見せてくれたのは嬉しかった。人選も、作家あり書評家ありイラストレーターあり、まんべんなくて…

わたし、気になります 『遠まわりする雛』編

『クドリャフカの順番』と『遠まわりする雛』、両方とも角川の単行本(ソフトカバー)なのに、微妙に大きさが違うのは何故?旧家の一人娘に「える」なんてハイカラな名前をつけたのは誰だ?‥という疑問はさておき。 大好きな短篇集なんですけど、いくつか「…

「20世紀少年」

原作は未読。わー、ARATAくんがこんなところに。 大勢のキャストと元の漫画の絵とをずらり並べて表示したパネルが映画館のロビーにあって(なんでパンフには載せなかったんだ?漫画の絵)、なんとまあソックリでしかも実力ある俳優をこんなに集めたもんだと…

「デトロイト・メタル・シティ」

原作は未読。パンフやチラシで漫画の一部を見た程度。 クラウザーさんはトイレに着替えを置いてあったのかとか、そんな一瞬でメークできないだろとか、相川さんは天然がすぎるだろうとか、もー細かいことはどーでもよろしい(笑)。いやあ、笑いました。あん…