2009-11-01から1ヶ月間の記事一覧

刑事コロンボ「意識の下の映像」

サブリミナルってほんとにこんなに効果があるんだろうか。犯人の手口をそっくりそのままお返しするコロンボがいいね(現実的かどうかはともかく(笑))。

「風が強く吹いている」

原作が良かったので、映画にはさほど期待してなかったんだけど(をい)、竹青荘の10人がすっごく良かった! 特にカケル役の林遣都は、年齢といい走るフォームの美しさ・速さといい、これ以上のキャスティングはないでしょう。ハイジの小出恵介も意外とハマっ…

「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」

マイケルの大ファンではないのだが、学生時代、全盛期の彼の音楽を浴びるようにして育った世代なので、つい劇場へと足を運んでしまった。映画館、すっごく混んでてびっくり。 うわー、生きてるよー、動いてるよ歌ってるよーと、最初はそれだけでジ〜〜ンとき…

刑事コロンボ「パイルD-3の壁」

話としては地味というか堅実だが、犯人の逆転の発想に脱帽。「消えてほしいが死なれては困る」という動機付けもストーリーの中で上手くハマっていた。アメリカの役場も杓子定規なのね(笑)。ところでこの撮影、工事現場を借りて行ったんだろうか。それとも…

『プリンセス・トヨトミ』

073 万城目学『プリンセス・トヨトミ』(文藝春秋) キャラはそこそこ立ってるし、最後の数十ページはなかなか面白かったけど、うーん、長いわ。もっと大阪っぽく、せっかちに物語を進めてしまってもよかったのではないかなあ。でも、文章は達者だしテーマも…

「大洗にも星はふるなり」

「キサラギ」みたいのを期待して劇場へ。たしかに舞台劇っぽさ満載で、男たちが語る「いかに江里子が自分を好きだったか」物語を、弁護士が理詰めでつぶしてゆくあたりは、プロット的に面白かった。個人的には、佐藤二朗(桜金造といまいち区別がつかないが…

「スペル」

「ぎゃーーっ」がいつの間にか「ぎゃーっはっはっは」に。怖さを突き抜けた笑い、好きだな。B級のヒロインも良かった。老婆との戦いは「すげー」の一言。ラストへの伏線はあからさまだったのですぐ分かったが、私はてっきり、最後にアレを持ってた人物が連れ…

『秘密(7)』

072 清水玲子『秘密(7)』(ジェッツコミックス) 親子という関係も、脳がつかさどっているのだなあ。 あんまBLっぽい方向へは行ってほしくないんだが‥。雪子先生はカンが鋭いから、気づかれるぞ、青木くん。

刑事コロンボ「死の方程式」

子どもの頃テレビで見て、ロープウェーのシーンが強く心に残っていた本作。頭はいいが軽佻浮薄な犯人なので、謎解きの緻密さ、行き詰まる駆け引きという点ではいささか物足りないかもしれないが、けれんはたっぷり堪能できた。 犯人の声をあてた野沢那智の怪…

「純喫茶磯辺」

ぶーたれながらも かいがいしく働く、ポニーテールの仲里依紗はたいそう可愛かった。麻生久美子のズレっぷりも、なんかちょっと分かるなあって感じ。お父さんに共感ポイントを一つでも入れてくれたら、もうちょっと評価が上がったかな。 (DVDにて鑑賞)