2010-03-01から1ヶ月間の記事一覧

「NINE」

“ダメなモテ男と、その周りにはべる女たち”という、私の最も苦手とするストーリー(笑)。でもダニエル・デイ・ルイスが、これ以上はないだろうというくらい、マエストロ役を軽快かつチャーミングに演じていて、圧巻だった。女優陣では、アホだけどエロかわ…

刑事コロンボ「攻撃命令」

犬がかわいい〜(^^)。犯行方法も動機も最初の方で分かるんだけど、その手掛かりのちりばめ方が絶妙。映画マニアというのもツボだったな。

「時をかける少女」

原田知世版は‥(ごそごそ調べて)、そうか1983年かあ。当時映画館で観ました、懐かしい。で、これは1983年版「時かけ」の正当なる続編。だったら、芳山和子は安田成美じゃなくて原田知世をキャスティングしなくちゃダメじゃん、と思ったものの、そうすると過…

刑事コロンボ「悪の温室」

犯人も被害者も、たいして魅力的ではなかったなあ。犯人を特定する証拠も、見え見えだったし。部下のウィルソンがまんまと犯人のミスリードにハマる様は、笑った。

本は見た目が何割?

てっきりハンマースホイの絵だと思ったら、カバー見返しに見覚えのない絵が。おお、藤田新策さんのお仕事だったのか。ちなみに、ハンマースホイ本物の絵も口絵部分に掲載されていた。 この絵は可愛くて好きだなあ。あ、やっぱり牧野千穂さん。 だいぶ前に出…

「ハート・ロッカー」

いやー、胃がねじ切れるかと思ったよ。いつ爆弾が炸裂するかも分からない、極度の緊張状態に観客も置かれるのよね。終盤、ややテンポが乱れ失速した感があるのは惜しかったが、こんな男臭い映画を女性の監督が撮ったというのだから、驚いた(こういうことに…

『密室殺人ゲーム2.0』

012 歌野晶午『密室殺人ゲーム2.0』(講談社ノベルス) 『密室殺人ゲーム王手飛車取り』の続編が出ると聞いたときは、えっ、あの話の続きをどうやって?と思ったが、ふーむ、やはりこう来ましたか。さらに先を行く展開を、これだけよく考えつくなあ。 ところ…

『煙突の上にハイヒール』

011 小川一水『煙突の上にハイヒール』(光文社) 我孫子武丸さんがおススメしていたので、手に取った一冊。なるほど、現在の少し先を行くモノと、それを取り巻く人や環境を描くのが、とても自然で上手いのね。ちょっといい話だけでなく、「白鳥熱の朝に」の…

刑事コロンボ「死者のメッセージ」

犯人がとってもチャーミングで、動機も明確。ダイイング・メッセージが徐々に分かっていく過程はとてもワクワクした。欲を云えば、ミステリ作家らしく、犯行そのものがもっともっとトリッキーだったら良かったな。 秘書だけでなく弁護士にも気づかれているふ…

「インビクタス 負けざる者たち」

ダンナがテレビでこの映画の予告を見て、「へえ、ほんものの映像使ってるんだ」と感心していた。違う違う、あれはマンデラさん本人じゃなくて、モーガン・フリーマン(笑)。でも、たしかに彼の演技は凄かった。たたずまいといい、しゃべり方といい、なりき…

『毎日かあさん(6)』

010 西原理恵子『毎日かあさん(6)うろうろドサ編』(毎日新聞社) かあさん、がんばってるなあ。でも、もうすぐお兄ちゃんも中学生。このマンガはいつまで続けられるのかな。 そういえば、サイバラさんの本は他にも読んだんだっけ。 あまりに絵の勢いがよ…