2017-04-01から1ヶ月間の記事一覧
範乃秋晴『装幀室のおしごと。〜本の表情つくりませんか?〜』(メディアワークス文庫) 思いがけない驚きがあったので二度読み。これは面白かった!(デビュー作でもないのに、視点がブレる箇所はいただけないが) お仕事小説としての蘊蓄は知ってる話が多…
原作は未読。星野源お目当てで行ったら、出番が意外と少なくて驚く(メインが黒髪の乙女のほうだったとは)。アニメーションは、イメージの奔流というか、勢いはあるがもう少し緩急があったほうが、メリハリがついて良いと思う。
中島京子『妻が椎茸だったころ』(講談社文庫) 題名と表紙に惹かれて購入。おお、泉鏡花賞受賞作だったか。最初の一篇こそ着地点に驚いたが、あとはまあストーリー的には想定内。意外性に驚かされるというよりは、少しずつ違う場所に連れて行かれる雰囲気。…