2009-05-01から1ヶ月間の記事一覧

刑事コロンボ「犯罪警報」

ふつうだったなあ。なにも、ポルノぐらいで殺さなくても。以下、ネタばらしになるので、

『終末のフール』

035 伊坂幸太郎『終末のフール』(集英社) 読みながら、乙一さんの「SEVEN ROOMS」を思い出していた。迫り来る死は、まったく自分に非のない理不尽なもの。でも描かれているのは、読み手に希望を与えてくれる、美しい人間の姿。これぞフィクションの力、小…

「ミルク」

期待通りのいい映画。ショーン・ペンはほんとに上手いなあ。 ミルクという人物を私は全く知らなかったのだが、1930年生まれ、辻真先さんと2歳しか違わないのね。まだまだ生きられた人だったのに。社会に受け入れられない悲しみや怒り、パートナーとの関係の…

『フィッシュストーリー』

034 伊坂幸太郎『フィッシュストーリー』 さくさくと軽いノリなのに、しっかりとお腹にたまり、しかもおいしい。全体が「ポテチ」のような作品集。過去の作品とのリンク、さすがに全部は分かりませんでした。てか、前に読んだのはだいぶ忘れてるしなあ。 と…

刑事コロンボ「大当たりの死」

なにが決め手になるのかと思いきや、「指紋」とは。ジョーイ、GJ! 犯行直後、被害者の妻がやってくるところの見せ方が好き(わ、来ちゃった。え、なんで動揺しない?‥あ、そうだったのか! って感じで)。

「天使と悪魔」

最初から最後までノンストップ。なので、ラングドン教授の推理がことごとく当たって神の目の領域なのはもう仕様ってことで(笑)。音楽(荘厳ですごくイイ)鳴りっぱなし、みんな走りっぱなし。でもって、うわあ、見事にだまされました。だからこの題名だっ…

刑事コロンボ「影なき殺人者」

なるほど、この題名は上手いなあ。敏腕弁護士の犯人はけっこう手強いのだが、全くメゲないコロンボ。カッコいいね。 犯人の仕事のパートナー役の女優さん(シーラ・ダニーズ)、前にもコロンボに出てたんじゃなかったっけ、と思って調べてみたら、「殺意のキ…

「サスペリア・テルザ 最後の魔女」

魔女三部作の三作目、なんですが、一作目の「サスペリア」しか観ていません。「インフェルノ」は未見。 主演のアーシア・アルジェントは綺麗ですねえ。美人だし、ほっそりしてるのにグラマーで、いやあ、よかったなあ(んなオヤジみたいな感想を(笑))。物…

「フィッシュストーリー」

原作は未読、でも伊坂ワールドど真ん中だったんじゃないかな。テイストがぴったり一緒。逆鱗の歌もすごくイイ。 中村義洋監督の作品を観たのは四本目で(「アヒル〜」は未見)、毎度のことながら、正攻法すぎてちと退屈な部分がなきにしもあらず。ストーリー…

刑事コロンボ「かみさんよ、安らかに」

ええっと、ネタばらしになるんで、

「おっぱいバレー」

ものすごくまっとうな青春映画。70年代のヒット曲に乗って物語は実にテンポよく進み、恩師とのエピソードではじんとさせ、ラストもきちんと着地。ちょっとレトロな町並みもよかったし、キャストもはまってて楽しかったー。 なんであそこで永井龍雲?と思った…

刑事コロンボ「完全犯罪の誤算」

パトリック・マクグーハンが渋くてカッコいいったら。コロンボの、相手を嫌〜な気持ちにさせるしつこさも、なかなか。葉巻を燃やした訳にうならされましたよ(最初からそこまで想定していたのかと)。意外なミスが決め手になりましたね。