2015-01-01から1年間の記事一覧

『鬼談百景』

小野不由美『鬼談百景』(角川文庫) 不思議と出会って「怖い」という感情が起こる前に、とりあえず眠かったり、腹が立ったり、そうした描写がむしろリアルで心に残った。一読して付箋をつけたいくつかの掌編の名、一応書き留めておこう。「マリオネット」「…

『中国嫁日記(五)』

井上純一『中国嫁日記』(KADOKAWA/エンターブレイン) 表紙の民族衣装と、「ミルク」「牛角」の共演に(^^)。牛角の話が最後まで収録されてないのが、逆によかったかも(いえ別にバッドエンドじゃないけどね)。莫大な借金を抱えて、いろいろ大変で、でも…

「グラスホッパー」

生田斗真って、どんな役でもこなせるんだなあ、と感心。

「劇場霊」

『毎日かあさん(12)母娘つんつか編』

西原理恵子『毎日かあさん(12)母娘つんつか編』(毎日新聞社) 裏表紙に泣いた(><)。子どもたちがちゃんと成長してて、他人の子ながら嬉しいなあ。

「探検隊の栄光」

『とにかくうちに帰ります』

津村記久子『とにかくうちに帰ります』(新潮文庫) 前から気になる作家さんではあったのだが、買う決め手になったのが「バリローチェのフアン・カルロス・モリーナ」。顔が濃くて、スピンがものすごく遅くてってそれどこの高橋大輔w(いや近年はスピン上手…

「バクマン。」

『母性』

湊かなえ『母性』(新潮文庫) この作者、デビュー作以外はあんまり自分と相性良くないんだけど、帯の「事故か、自殺か、殺人か。」に惹かれて読んでみたが‥うーむ、帯から期待したような話じゃなかった orz、やっぱりいつもの湊さんだった。一気に読ませる…

「天空の蜂」

『スフィアの死天使 天久鷹央の事件カルテ』

知念実希人『スフィアの死天使 天久鷹央の事件カルテ』(新潮文庫nex) 鷹央先生のある資質に、いくらなんでも小鳥先生は気づくの遅すぎ(わたしでも分かってた ぞ)だが、まあ、期待どおりの結末にたどり着いて、よかったよかった。

「バケモノの子」

『天久鷹央の推理カルテ III 密室のパラノイア』

知念実希人『天久鷹央の推理カルテ III 密室のパラノイア』(新潮文庫nex) 「密室で溺れる男」が秀逸。鷹央と密室!というワクワクはもちろん、その真相には驚かされた(むろん、専門知識がないと事前には全く分からない類いのものだけど)。

『天久鷹央の推理カルテ II ファントムの病棟』

知念実希人『天久鷹央の推理カルテ II ファントムの病棟』(新潮文庫nex) ストーリー上の必然性はあるにせよ、鷹央に元気がないので物語もテンション低め。題名は「ファントム」より「エンジェル」が良かったのでは。

『ショートショート・マルシェ』

田丸雅智『ショートショート・マルシェ』(光文社文庫) ショートショートの若い作家さんということで、すごく注目していました。読むのは今回初。 ‥ううむ。発想はいいんだけど、言葉遊び的要素が多くて。共通のテーマを設けるのは良しとしても、もう少しバ…

『天久鷹央の推理カルテ』

知念実希人『天久鷹央の推理カルテ』(新潮文庫nex) おお!これはけっこう面白いぞ。作者は本物のお医者さんなので、病院の内部や病気の症状の記述は折り紙付き。知らない人が調べて書くのと、本当に良く知っている人が書くのとではこうも違うのかと、感心…

「映画ひつじのショーン バック・トゥ・ザ・ホーム」

「海街diary」

「トイレのピエタ」

「シンデレラ」

「チャッピー」

「イニシエーション・ラブ」

『ソロモンの偽証』

宮部みゆき『ソロモンの偽証 (一)〜(六)』(新潮文庫) 映画前篇を見た後に (一)〜(三) を、後篇を見た後に (四)〜(六) を読了。 六冊あっという間に読ませてしまう筆力は、さすがとしか云いようがない。大勢の登場人物それぞれに物語がしっかりあり、実に立…

「脳内ポイズンベリー」

「エイプリルフールズ」

「ソロモンの偽証 後篇・裁判」

「ソロモンの偽証 前篇・事件」

(3月20日 鑑賞)

『ある朝目覚めたらぼくは』

要はる『ある朝目覚めたらぼくは 〜機械人形の秘密〜』(集英社オレンジ文庫) 「機械人形(オートマタ)」というキーワードに惹かれて購入。文章もまあ読みやすいし、人物も舞台もそれなりに魅力的。でも帯で「(コージー・)ミステリー」と謳うなら、読者…

「マエストロ!」

「幕が上がる」