2007-10-03から1日間の記事一覧

『片眼の猿』

065(小説) 道尾秀介『片眼の猿』(新潮社) 映像を思い浮かべながら小説を読む自分は、ええ思いっきりダマされましたとも。さり気ない伏線の仕込みとその回収の仕方が実に見事。寓意を含んだエピソード(片眼の猿とか鳩の話とか)は伊坂幸太郎ふうかな。ロ…