2010-04-29から1日間の記事一覧

『猫を抱いて象と泳ぐ』

016 小川洋子『猫を抱いて象と泳ぐ』(文藝春秋) 奇妙な人(や動物)ばっかり出てきて、でもそれらを紡ぐ作者の視線の何と暖かいこと。チェスを知らなくても、詩を読むようにその情景が頭に入ってくるのも、すごいと思った。