『刺繍する少女』

031(小説) 小川洋子『刺繍する少女』(角川文庫)
「美しくも恐ろしい十の「残酷物語」」と裏表紙にあったので、どんなホラーかとわくわく読み始めたが、私にとっては怖いというよりは非常に懐かしい香りのする物語だった。まるで自分が体験してきたことのような懐かしさ。