「ニライカナイからの手紙」

「主演の蒼井優がウチナンチュに見えてくる。」中江裕二(「ホテル・ハイビスカス」監督)推薦の言葉を頼りに、たいした予備知識もないまま観に行ったらば‥
泣いたよ〜。観客みんな泣いてたかも(っても10人くらいしかいなかった(寂))。
ストーリーは、充分予想できる範囲。意外な展開にはならないけど、それでもやっぱり良かったなあ。「うつぐみ」が心にしみるったら。風希の「ありがとうね」がずっと耳に残っている(島独特のイントネーションがこれまたいいんだわ)。
蒼井優ナチュラルさ、オジイ(平良進、沖縄を代表する役者さんだそうで)の存在感、さすがの南果歩、それぞれ素晴しかったけど、カイジ役の金井勇太に一番びっくりした。てっきり島の子かと思ったもん(笑)。なるほど『十五才〜学校IV〜』主演の子ね(観てない)、第二の吉岡秀隆って感じで、将来が楽しみ。
エキストラとして島の人々(たぶん)が多数出演していて(みんなセリフが棒読み(笑))、それも「みんなで作った映画」という暖かい雰囲気をかもし出していた。この映画、郵便局とタイアップしてもっと全国的に公開すれば良かったのに。ちょっともったいない。

(DVDで鑑賞)