『書店繁盛記』

010(エッセイ)田口久美子『書店繁盛記』(ポプラ社
題名と内容が合っていない気も(だって景気の悪い話ばっかり)。それはともかく、誰を対象に書いているかがちょっと分かりにくい部分があった。出版業界の仕組みや用語は、一般読者向けに脚注が必要かも。でも、これは絶対読んでいる最中にでもリアル書店に行きたくなる本だ。普段興味のなかったジャンルの棚も覗いてみたくなった。