「ピクニックの準備」

映画ではないんだけど、cinemaカテゴリに入れときます。本編のオマケ扱いではもったいないくらい、完成度の高い短編集。9編それぞれに個性があり、キャラも活かされていて見ごたえあり。ただ、本編のネタバレっぽいところもあるので、本編を観てから(または『夜のピクニック』原作を読んでから)の方が楽しめるかと。
特に印象に残ったものを以下に挙げる。
「告白」本編では脇役の実行委員と校長の過去の物語。メインキャストは出てないんだけど、これは佳作。過去のシーンを演劇仕立てで見せる素朴な演出もいい感じ。
「序奏」絶対いるよねこういう高校生(笑)。嶋田久作のラップは必見。
「シナリオの行方」そうか梨香は忍くんが。本編の忍くんは(原作に比べて)ぱっとしなかったけど、こちらはまあまあ。
「むりっぽい」多部未華子は自然なんだけど上手いなあ。妄想が可愛いったら。
「ひみつ」みわりんのキャラが、いいなあ。

(DVDにて鑑賞)