『ちゃれんじ?』

044(エッセイ・小説)東野圭吾『ちゃれんじ?』(角川文庫)
人は何かにハマると「こんなに面白いのにどうしてやらないの?」という押し付けがましい姿勢になりがちだが、東野さんは終始ストイック。なので、読み終わってもスノボのことはよく分からないままなんだけど(笑)、著者がすっごく楽しんでいることは充分伝わってきた。間に挟まれた短篇小説も、なかなかいい味。