「陰日向に咲く」

あれ、桃缶って原作にあったっけ?と確認しようにも手元に本がないや。てっきり映画に合わせて文庫化すると思ったのに。
岡田くんじゃ立派すぎだし、塚本くんじゃカッコ良すぎ。でもフツーの人キャスティングしたら映画にならないから、しょうがないか。宮崎あおいは、通しで演技を見たのは初めてだったけど、可憐で華があって良かった(それにしても細い!)。本田博太郎さんって、何でもやっちゃう人なのね、凄(笑)。
人物のリンクが徐々に分かっていくところは、原作同様やっぱりいいね。手紙のシーンは、すでに知っているのに またもやダダ泣き。もっとも、映画は全体的に「泣き」にシフトしすぎだった。そんな中、あのほっこりしたラストシーンは良かったなあ。
ところで、ずぶ濡れの服ってそんなにすぐ乾かないと思うよ(笑)。
(映画館にて鑑賞)