「アフタースクール」

ぶわっはっは。最後まで観て、キャスティングの妙に納得。最初のほうとか、云われてみればなるほどのフェアプレーだったんだな。エンドロールが終わって暗転しても、最後にもう一カットあるから席を立たないでね。
(映画館にて鑑賞)
以下、ネタバレ感想です。
ここから→ なんらかの仕掛けがある作品だということは事前に知っていたので(だから観に行ったともいえる)、かなり構えて観てたんだけど、そりゃもう見事にダマされました。
一番最初に引っかかったのが、「あの役になんで田畑智子をキャスティング?」。水商売の女にしては固すぎるよなあ、と思ったら、なるほどそういうことでしたか。「妹」の伏線がちゃんと効いていたとこもマル。
一番ひっくり返ったのが、「みんな警察」(笑)。あの人もあの人も、あのコワモテのおっさんも、なるほどそうだったのか。素人をおとり捜査に使っちゃっていいのだろうかという疑問はあるにせよ、いやはや、してやられました。子どもが生まれるあたりのシーンは、かなり気を遣って脚本書いたんじゃないかな。きっと「お前の子」とは一言も云っていないハズ。
新しい靴はそこへの伏線でしたか。大ラストはある程度想像ついたかな。でも選挙中の人が大臣なの?あれ?
佐々木蔵之介はウマいねえ。大泉洋堺雅人は、イメージどおりのところへ落ち着いた感じ。「お前がつまらないのは、お前のせいだ」ってセリフ、良かったなあ。
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