『てのひら怪談』

030(小説) 加門七海福澤徹三東雅夫 編『てのひら怪談』(ポプラ文庫)
怪談、なんだけど心底ぞっとした作品は少なかったなあ。心に残ったのは、「歌舞伎」「薫糖」「墓参り」「折り指」「時計」「怪段」「デッドヒート」「あめ玉」。ちょっと笑えるのが好みなのかな。京極さんの解説も800字に揃えればよかったのに(笑)。