『名探偵の掟』

030 東野圭吾名探偵の掟』(講談社文庫)
本格をよーく分かっててこそ書けた作品だと思うけど、愛よりは毒の方が勝ってたかな。競馬方式で犯人名の予想をするとこ、面白かったなあ。
しかし、天下一がこんな情けない役回りだとは思わなかった。私の脳内では、文士劇で東野さんご本人が演じた「あわびのステーキ」のイメージでしたからねえ(笑)。

ドラマの第一回も見たぞ。奥貫薫はきれいだなあ(って、それだけかい(笑))。
ちゃんと雪深いとこでロケしてえらいなと思ったけど、主役の二人は実力ある舞台俳優を配して、けれんたっぷりに演じさせた方が良かったのでは。香椎由宇は意外にコメディーセンスもあるのね。楽屋部分のセリフのエフェクトかけすぎー。