『働く男』

星野源『働く男』(文春文庫)
前半の映画評がとくに秀逸。自分が観た作品も幾つか含まれていたが、感想がすごく近い。これはわたしにとって、とても参考になるぞ!(自分にとっての秀逸?まあともかく)てなわけで、未見の映画も順次観て行こうっと。
文庫版は、まえがき・あとがきなど、病気後の文章も少しだけ収録されてて、でもそのせいで二次元→三次元ぐらいにこの本の内容が厚みを増し深くなっている。ああ、『蘇える変態』の文庫化も待たれる(単行本で読めよ!と云われますねすみません)。

それにしても、歌って踊って演技して書いて。多彩というには不器用で、でもすごいなあ。身体に気を付けて、末永く活動してほしいものです。