『よるのばけもの』

住野よる『よるのばけもの』(双葉社
冒頭、かいぶつに変化してゆく描写がものすごく良かったので、大いに期待したのだが、うーむ‥自分好みの物語では無かったなあ。
視野が狭い主人公でもちっとも構わないんだけど、その後ろに控える作者にはもっと広い視点を持ってもらいたい。伏線と思わせるような部分も投げっ放しだし。残念。