『天久鷹央の推理カルテ V 神秘のセラピスト』

知念実希人天久鷹央の推理カルテ V 神秘のセラピスト』(新潮文庫nex
安定の(短篇集+長篇合わせて)七作目。中身は第一巻から一年も経ってないので、小鳥遊くんがたいして成長してなくても仕方ないのであった(笑)。過去作の登場人物が再登場するところが新機軸かな。「魅力的な謎」にきちんと医学的説明がつくけど、ミステリとしての評価をあまり聞かないのは、読者が解けるだけの手掛かりが事前に提示されないからかなあ。

実写化なら安達祐実がいいな、と密かに思っているよ。制服も似合うし。