2008-11-17から1日間の記事一覧

『千年樹』

057 荻原浩『千年樹』(集英社) ひとつところで千年生きるというのは、こういうことなのか。樹を見る目が変わりました。 幾多の時代を越え、そこで繰り広げられる人間模様をだまって見続ける大樹の存在が、優しさや癒しではなく畏怖、さらには凶々しさすら…