2010-12-21から1日間の記事一覧

『竜が最後に帰る場所』

041 恒川光太郎『竜が最後に帰る場所』(講談社) 表紙が気に入って手に取った一冊。「夜行の冬」前半のほのかなユーモア、「鸚鵡幻想曲」の発想のすばらしさがとくに心に残った。ラストの一篇も「竜」という単語を全く出さずに物語を進めて行くところなど、…