『ぶたぶた』

099(小説)矢崎存美『ぶたぶた』(徳間デュアル文庫
日常に溶け込んだ“ぶたぶた”の存在が実にユニーク。「初恋」のインパクト、「銀色のプール」の心地よさ、心に残るシーンは数々あれど、最終章の「桜色を探しに」には脱帽。そうかこういうお話だったのかー。