「Sweet Rain 死神の精度」

原作の短篇三つに絞ったのは良かったと思うけど、ううむ、脚本とか編集とか、もうちょっとがんばってほしかったなあ。キャスティングはとてもいいのに、なーんか物語がスカスカというか、それだけ原作がすごかったということなのかもしれないけど。
金城武の死神は素晴らしかった。たたずまい、物言い、表情、なりきっていたと思います。「ミュージック」を聴く幸せそうな顔や、かみ合わない会話の可笑しさは、映画のほうが勝っていたかも。小西真奈美は歌も上手いのね。
(映画館にて鑑賞)