『女王国の城』

020(小説) 有栖川有栖『女王国の城』(東京創元社
江神シリーズ15年のブランクを全く感じさせないのはさすが(もちろん、全体を通してのリーダビリティーは確実に上がっている。アクションシーンのテンポの良さも)。くるりと何かが反転して世界が変わるというよりは、薄暗くて見えなかったものに江神さんが光を照らしてくれるという感じなんだな。

個人的には、SRX400が出てきたことが嬉しかった。ダンナの愛車なもんで(笑)。