「ノーカントリー」

アカデミー賞云々より、「海を飛ぶ夢」の名演が記憶に新しいハビエル・バルデムが殺し屋役!というので映画館へ足を運びました。いやー、バルデム怖かった! あの前代未聞の武器といい、髪型といい、不敵な笑顔といい、ものすごい存在感。
コーエン兄弟の作品は初めて観ましたが、ノワールなんだけど、どこか乾いた可笑しさがあって、独特ですね。音楽を極力排したことによって、些細な効果音(受信機とか、拳銃を構える音とか、靴下の足音とか)が際立ち、緊張感を高めていました。
最後、保安官がもうちょっと活躍してくれるかと思ったんだけどなあ。
(映画館にて鑑賞)
邦題は最悪(笑)。何とかならなかったんでしょうか。