『ヴォイド・シェイパ』

森博嗣『ヴォイド・シェイパ』（中央公論新社）
装幀と題名から「スカイ・クロラっぽい話？（わくわく）」と店頭でぱら見したら、え、時代小説？森さんが剣豪小説？？　頭上に「？」が乱舞しました。
スカイ・クロラシリーズはとてもハマったのですが、こちらは、うーん、観念的と云うか、土の匂いや血の匂いがちっとも感じられなくて物足りなかったです（そういうものをこの小説に求めること自体が間違いなんだろうけど）。ササゴマが出てきて、お、ちょっと面白いキャラだなと思ったのも束の間、‥。うーむ、続きは読まなくてもいいかな。