「ビブリア古書堂の事件手帖」第3話

中村獅童、上手いなあ。佐藤江梨子は、パキパキしたしゃべり方がちょっと“しのぶさん”っぽくなかったけど。
なぜ一冊だけビブリア古書堂に売りにきたのかが原作では描かれていなかったが、他の買い取り書店で蔵書を全部買い取らせた後だった、という説明はなかなか説得力があってよかった。ドラマオリジナルの脱獄犯のくだりは、まあなくてもよかったかな。
お、次は「春と修羅」なのか。最後に「晩年」を持ってくるんだろうな。そのための伏線も徐々に撒かれてきた感じ。(ん?それとも「晩年」はドラマ半ばの盛り上がりで、最後のほうに「UTOPIA」と母親登場、とかかな?)
「想像してみてください」の後に各々の推理を寸劇仕立てで見せるあたりは、ドラマならではで面白い。甘味処のマスターのキャラもユニークで好き。喫茶店で本を読む栞子さん、もっと声をかけづらいぐらいに、のめりこんで読んでると、らしいと思うんだけどなあ。店番している弟くん(公式HPのメッセージ欄、「ジェシーくん演技上手い!」の書き込みがいっぱいで。正直、あれっぽっちの出演でそこまで分からんだろうとおバサンは思うぞw)、作者に敬意を表して、三上延さんの既刊のラノベを読んでる設定にしたらどうだろう。きっと売れるぞー。