「ビブリア古書堂の事件手帖」第11話

ううむ、いいのか?「二銭銅貨」ネタばらし(><)。原作ではちゃんとワンクッションあったのだが。
安田成美は上手いなあ、セリフの緩急の付け方が絶妙。二人対峙するシーンになると、やはりゴーリキさんの力不足は否めないな。
ラスト、「栞子さん」「大輔さん」と呼び合うぐらいには進展するのかと思ったら、あっさりそれは裏切られ。恋愛要素は原作よりさらに薄め。まあ、濃くなるよりはずっといいか。
ところで、過去に面識のあったヒトリ書房の井上は、入れ替わりに気づかなかったのだろうか。
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ドラマ全体の感想。ミステリ部分が意外ときちんとしていたのが嬉しい誤算(?)。原作より上手いぞニクいぞな展開も何ケ所か。後半に行くにしたがって「その改変はいらないのでは」とか「ちょっとストーリーの流れがギクシャク」的部分が増えたけど、先日出たばかりの原作を早速脚本にしたのだから、まあ無理もないかな。鎌倉の風景はとても懐かしく、栞子さんは衣装も含めて見た目がとても可愛らしかった(演技は‥もうひと息)。大輔は、困っている人を助けるために奔走する“いい奴”っぷりが意外と似合っていた。甘味処の女子は多すぎ(ひとりぐらい、主人公にする回があってもよかったのに、もったいない)。マスターは、BGMを含め、とてもいい味出していたなあ。「波乗り行ってくる!」(笑)