076(小説) 松尾スズキ『クワイエットルームへようこそ』(文春文庫) 映画と同じく、テンポの良さが心地いい。とても深刻な話なんだけど、筆致はからっと明るい。もうちょっと暗いところがあると、さらに物語が立体的に浮かび上がるんじゃないかな。
075(小説) 辻村深月『ぼくのメジャースプーン』(講談社ノベルス) 罪とか罰とか、とても重くて深いテーマに真っ向から取り組んだ作者の真面目さは大いに買いたい。秋山先生とぼくの授業がもう少し論理的に整理されて書かれていたら、ラストの驚きがさらに…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。