『ぼくのメジャースプーン』

075(小説) 辻村深月『ぼくのメジャースプーン』(講談社ノベルス
罪とか罰とか、とても重くて深いテーマに真っ向から取り組んだ作者の真面目さは大いに買いたい。秋山先生とぼくの授業がもう少し論理的に整理されて書かれていたら、ラストの驚きがさらに増したと思う。この先生のキャラはとても良いね。