『摩天楼の怪人』

008(小説)島田荘司『摩天楼の怪人』(東京創元社
分厚い本なのにするする読める、リーダビリティー抜群。いったいどうやってという謎のオンパレードだが、自分はむしろ摩天楼の歴史や建築技術の話に感心(おい)。後半のアクションシーンは手に汗握った。ひええ、こういう場所(<未読の方の興味を削がぬよう、こんな書き方で)は苦手ー、でも面白かったー。
   (文庫)