2007-02-14 『幸福な食卓』 book 019(小説)瀬尾まいこ『幸福な食卓』(講談社) 複雑な状況にある家族なんだけど、主人公を取りまく人々が基本的にみんなとっても優しいので、それが嬉しくもありちょっと物足りなくもあり。合唱の練習シーンは心がひりひり痛んだが、でもそのせいで交流会の場面がもっとも心に残った。 ちなみに映画は、かなり原作に忠実な映像化で好感が持てた。ただ説明不足のきらいがあるので、原作を読んでからの方が楽しめるかもしれない。 (文庫)