「TOKYO!」

冒頭の「中央新幹線」に、んなもんねえよ!と苦笑‥するも、えっ、将来リニアモーターカーが通ったら、それがそう呼ばれる予定なのか。知らんかったなあ。
‥という関係ない話は、さておき。
「インテリア・デザイン」藤谷文子、初めて見た女優さんだったけど、すっごく良かった。ああいう展開になるとは予想外。最後のモノローグに胸がきゅっとなったよ。セリフにちと不自然な部分があったり(「東京では〜」ってあんま云わないよね)、やたら狭さが強調されてるあたり、いかにも外から見たTOKYOという感じが。けっこうチョイ役でも名のある俳優さんが出ていてびっくりした。伊藤歩は久々にいいと思ったなあ、声かわいい。
「メルド」“糞”ってのがどうも生理的に合わなくてしんどかったけど、怪人はとってもキュート(笑)。東京の地下は、あんなほら穴みたいじゃなく、ヤバいくらいに整備されてると思うけどなあ。最後はあれ、笑いどころなんだよね?
「シェイキング東京」シュールなようでいて、ガラス越しの陽光のような優しいトーン。主人公が思い切って外に出て、のあたりの香川照之のモノローグはほんと上手い。あのツタは実際に生えていたんだろうか。あと、主人公はどこで散髪していたんだろう(笑)。それにしても、ああ、蒼井優はかわいいなあ。
(映画館にて鑑賞)