「罪とか罰とか」
ぶわっはっはっは。
私のように、1.小劇団系の俳優さんが好きな人、2.伏線フェチな人(物語中盤で、だだだだっと来ますよ) は、かーなーりー楽しめると思います。成海璃子はユデタマゴみたいで可愛かった(ええっ、16歳なのー!すごい度胸いいんだなあ)。脇はほんと芸達者がそろってて、でも一番驚いたのは奥菜恵(笑)、はっちゃけかたが気合い入っててすごくよかったー。
(映画館にて鑑賞 今年10本目)
以下、未見の方のためにたたんでおきます。
・いきなり、段田安則の映画ですかこれは(笑)。
・ナレーションは谷原章介かと思ったんだけど、違ったみたい。
・店長の名前、読めねー(笑)。
・犬山イヌコ・池谷のぶえ・徳井優・広岡由里子・山崎一・入江雅人‥「安楽椅子探偵」出演者がこんなに。
・サトエリ、麻生久美子のなんと贅沢な使い方っ(出演シーンほんのちょっと)。
・アイドルが警察署長の全権限を持たされちゃうとか、シリアルキラーが警察官やってるとか、ひき逃げトラックとか、舞台だったらいいかもしんないけどスクリーンじゃちょっとキツいなあ、というような無理設定もいくつかあって。主人公が最初に署長の権限を使うのが、単なる私的うっぷん晴らしだったのも、ちょっと引いたな。
・署長室への廊下、意味不明すぎ(笑)。
・大倉孝二・奥菜恵+山崎一のシーン、テンションあげあげで面白かったー。いきなりフレームアウトしちゃうとか、すごいよなあ。
・微妙に時系列が前後しながら、中盤、あれよあれよという間にいろんなものがつながっていく、ゾクゾクしました。こういうの好きー。
・犬山イヌコのマネージャー役はぴったり。最後はほんとにセリフかんだの?それとも台本通り?
・市川由衣は、最後もうひと活躍あるかと思ったんだけど、意外ときれいなまんま終わっちゃった。