刑事コロンボ「幻の娼婦」

「あなたが黒いドレスを着てたとなると、ややこしくなりますからなあ」わはは、それは「××ドレス」のほうのネタだよ。
カバンの中身に気づかれそうで気づかれないあたり、女性の犯人ならではの大胆さも見られて面白かった。しかし、いくら相手が刑事だからといって、一人暮らしの女性が平気で夜、男性を部屋にあげるものかねえ。服装を変えただけで誰も同一人物だと気づかないあたりもちょっと不思議。とはいえ、ラストの締め方まで、なかなか行き届いていて面白かった。
コートのタグひとつから、彼女のシカゴでの行動を裏でしっかり調査済みにしているコロンボはさすが。質問に赤くなったり、チューバを吹いたり、お茶目な面もいろいろ。