「ウルトラミラクルラブストーリー」

おお、これは観に行ってよかった。不思議もあるけど、大地に根ざした映像、そして津軽弁。若い新人監督さんらしからぬ、なかなかしっかりした作りだったように思う。松山ケンイチは毎回思うけど、ほんっと、キャラになりきるのがものすごく上手いんだなあ。ARATAクンはどこに出てるか全然分からなくて、観終わってしばらくしてから気づいたよ。なるほどたしかに声が彼だった。
以下、内容に触れるので、
こういう物語だとは想像していなくて、でも冒頭、陽人の家の玄関にあった「くつぬぐ」の張り紙で気づくべきだった。困ったちゃんで、こいつなんにも分かってねーだろと思いきや、スコンと核心突くことを云ったりする。うちの息子と同じだー(^^)。
ラストが今イチ分かりにくかったけど、「脳みその大きい小さいなんて関係ねえ、熊にでも食わせてしまえ」ってことなのかな。