2009-08-04 『夜の朝顔』 book 048 豊島ミホ『夜の朝顔』(集英社文庫) 女の子って、めんどくさーい(笑、なので、物語後半の主人公の立ち位置はすごくよく分かる)。記憶の奥底に沈んでしまった感情や情景を、色鮮やかに文章で再現する著者の才能はやっぱりすごい。タイムマシンで過去にさかのぼって、幼い自分を見ながら書いてるみたい。さすがだなあ。