「エスター」

定石をきちんと踏まえた、正攻法のホラー映画。意外な真相というより、納得のいく真相だった。雪と氷に閉ざされた冬の風景もよかったし、なによりイザベル・ファーマンがとにかく凄かった。
(映画館にて鑑賞)
以下、ネタばらしあるんでたたみます。
最初のワーナー・ブラザーズロゴからして伏線だったんだなあ(蛍光ピンクの絵は衝撃的)、エスターの時代錯誤格好風呂をかけるところも。賢く残虐で、同情余地もないモンスターという描き方は個人的には好き。この終わらせ方だと続編もあるかも?
実の子供たちに相談もなしに、あっさり養子を決めちゃうものなんだろうか。その子供たちも、ちっとも両親に助けを求めないのがいささか不自然に思えたかな。