『“文学少女”と恋する挿話集(4)』

004 野村美月“文学少女”と恋する挿話集(4)』(ファミ通文庫
登場人物の数だけ物語がある。ほんの端役、ちょっとしたエピソードを端緒に、作者の頭の中ではどんどん物語が育っていくのだなあ、脱帽。
印象深かったのは、ホモサーモン(口絵に菜乃がいなかったのが残念〜)と折り紙かな。ラストの「百年後」というフレーズにも、じんときました。