2005-07-30から1日間の記事一覧

『花まんま』

059(小説) 朱川湊人『花まんま』(文藝春秋) 涙がせり上がってくるもの、じっとりと重いもの、短篇それぞれに異なるカラーがあるものの、共通してどこかしら懐かしさを感じさせるのがこの著者の特長。お気に入りは「トカビの夜」「摩訶不思議」。朱川さん…

「箪笥」

「号泣ホラー」なんてキャッチコピーが付いているけど、号泣はしませんでした(笑)。ホラー‥たしかに怖いシーンもあったけど、ジャケットのこの写真が一番血まみれ、中身はそれほどでも(もっとも、身近にああいう箪笥があったら、心穏やかではいられないだ…