『ザ・万字固め』

万城目学『ザ・万字固め』(文春文庫) そうかお子さんもいらっしゃるのかーとか、転んでもタダでは起きず取材にしちゃう株主総会話とか、ひょうたん、サッカー(になるとちょっと辛口←きっと好きだからこそ)、ケラケラ笑いながらとても楽しく読了。語りが…

『スナックさいばら おひとりさま篇』

西原理恵子『スナックさいばら おひとりさま篇』(角川文庫) 個人的に熟読した章は「年下男にハマるワケ」(笑)。

『スナックさいばら けものみち篇』

西原理恵子『スナックさいばら けものみち篇』(角川文庫) WEB掲載時からちょこちょこ読んでいたんだけど、娘にプレゼントしようと思って文庫買った次第。悩んでいる方々、眼からウロコが落ちますよ。

『何様ですか?』

枝松蛍『何様ですか?』(宝島社文庫) 「あまりにも強烈な卓袱台返し(大森望)」という帯と、表紙のインパクトで購入。スクールカースト、SNS絡みの話は昨今氾濫しているらしい(ブログはもう古いと思うけど)が、わたしはなかなか面白く読んだ。たしかに…

「怒り」

「君の名は。」

『幻影の手術室 天久鷹央の事件カルテ』

知念実希人『幻影の手術室 天久鷹央の事件カルテ』(新潮文庫nex) あの元気なウザキャラ、鴻ノ池がこんなことになるとは。でもあんまりに意外すぎて一周回ってむしろ「これはフェイクだろ」って気づいてしまった感あり。伏線がぴたぴたハマる様は心地よかっ…

「ファインディング・ドリー」

「秘密 THE TOP SECRET」

「シン・ゴジラ」

「クリーピー 偽りの隣人」

「セトウツミ」

男子二人がだらだら喋っているだけで映画になるのだから面白い。“セト”には元気な母ちゃんがいて、一見、いろんな面で優位にいるような“ウツミ”の家庭事情は寂しくて、というあたりが垣間見える後半の展開が印象に残った。中条あやみのマドンナっぷりも、な…

「二重生活」

「TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ」

いやいや、これは面白かった! 予告編から想像していた物語は、ストーリーのほんの冒頭、そこからの怒濤の展開に目が釘付け。神木くんはこういう役をやらせても上手いなあ。長瀬くんの“冴えないバージョン”に驚き、森川葵ーー宮沢りえのキャスティングに納得…

「探偵ミタライの事件簿 星籠の海」

うーーむ、玉木宏のミタライは悪くないのだが、原作を詰め込もうとするあまり、台詞が過剰で不自然(例えば、車を降りるなりバーッと状況を喋り始める登場人物たち、とか)。今ひとつだったなあ。

「ちはやふる −下の句−」

「ディストラクション・ベイビーズ」

柳楽優弥の破壊力が凄まじかったなあ。小松菜奈が、映画女優としてちゃんと成長していているのも微笑ましく(お母さんかい)。

「アイアムアヒーロー」

「ちはやふる −上の句−」

『江ノ島西浦写真館』

三上延『江ノ島西浦写真館』(光文社) 江ノ島、写真、ビブリアの作者。これだけ好きなアイテムが並んでいたら読まずにはいられない(笑)、ということで、普段はもっぱら文庫派の自分も手に取ってみた次第。 どこか陰のある登場人物たち、ワケありの人たち…

『天久鷹央の推理カルテ IV 悲恋のシンドローム』

知念実希人『天久鷹央の推理カルテ IV 悲恋のシンドローム』(新潮文庫nex) 小鳥先生の惚れっぽさ(特に外見にばかり惹かれる辺り)、今まではちょっとウザかったけど今回は最後に役に立つ、そのあたりが良かった。

「俳優 亀岡拓次」

「ウルトラミラクルラブストーリー」の監督さん、ドラマ「問題のあるレストラン」の“女役”が素晴らしかった安田顕主演、これは観なくちゃ!と期待して行ったんだけど、うーむ‥終わってしばらく経ったらおムツしか覚えてないのはどうしたわけだ。

「残穢 −住んではいけない部屋−」

『ニャアアアン!』

鴻池剛『鴻池剛と猫のぽんた ニャアアアン!』(KADOKAWA/エンターブレイン) ぽんた君の写真も載っているのだが、こんなに似てない猫の似顔絵も珍しい(笑)。ただ可愛いだけじゃない、猫飼いのあるあるネタを、一歩引いて冷静に観察‥しているようだけど実…

『残穢』

小野不由美『残穢』(新潮文庫) “ぶらんこ”“金襴の帯”のイメージが強烈。時代を遡るにつれ、さらなる穢れが明らかになり、非のある者に「祟る」ならともかく、非のない者が触れるだけで伝染する、のあたりでひたひた広がってきた恐怖は最高潮に達する。のだ…

『鬼談百景』

小野不由美『鬼談百景』(角川文庫) 不思議と出会って「怖い」という感情が起こる前に、とりあえず眠かったり、腹が立ったり、そうした描写がむしろリアルで心に残った。一読して付箋をつけたいくつかの掌編の名、一応書き留めておこう。「マリオネット」「…

『中国嫁日記(五)』

井上純一『中国嫁日記』(KADOKAWA/エンターブレイン) 表紙の民族衣装と、「ミルク」「牛角」の共演に(^^)。牛角の話が最後まで収録されてないのが、逆によかったかも(いえ別にバッドエンドじゃないけどね)。莫大な借金を抱えて、いろいろ大変で、でも…

「グラスホッパー」

生田斗真って、どんな役でもこなせるんだなあ、と感心。

「劇場霊」

『毎日かあさん(12)母娘つんつか編』

西原理恵子『毎日かあさん(12)母娘つんつか編』(毎日新聞社) 裏表紙に泣いた(><)。子どもたちがちゃんと成長してて、他人の子ながら嬉しいなあ。