2012-01-01から1年間の記事一覧

「氷菓」第8話

『愚者のエンドロール』は大のお気に入りなので、期待の初回。試写会映像の素人芝居があんなに笑えるとは、予想外でした(笑)。

「リーガル・ハイ」第9話

古美門の、村民を前にした大演説(台本10ページ分あったらしい)が、とにもかくにも凄かった。テレビドラマ史上に残る名シーンと云っても過言ではないでしょう。

「氷菓」第7話

そーゆー理由で のぼせたのかよホータロー!‥というのはさておき(笑、原作ではそこまで書いてないからね)。男子のヌードも、そ、そこまで描かなくてもちょっと悪ノリし過ぎ?と思ったのはまあ置いといて。 今までで一番よくできた回(30分アニメとしてまと…

「リーガル・ハイ」第8話

達者な子役だなあ、覚えておこう吉田里琴。実父に相対する古美門が、ちらりとのぞかせた本音部分が秀逸。

「氷菓」第6話

数学の教師だって大文字書くじゃん(三角形ABC、とか)、とは思いましたがまあいいか。

『マイマイとナイナイ』

皆川博子/宇野亜喜良『マイマイとナイナイ』(岩崎書店) 線画じゃない宇野さんの絵はあまり見たことなかったので、新鮮な感じがした。クルミを使ったのは上手いなあ。悪夢にずーっと浸っていられるなんてハッピーエンド!‥と思うのはわたしだけかな(笑)。

『悪い本』

宮部みゆき/吉田尚令『悪い本』(岩崎書店) 悪いのは本で、クマじゃないよね(笑、これ読んだ子どもは、テディベアを怖がるようになるだろうから、クマが気の毒〜)。誰の心にも悪い種はある、ということを宮部さん流に語った、怪談というより教科書みたい…

『ちょうつがいきいきい』

加門七海/軽部武宏『ちょうつがいきいきい』(岩崎書店) 絵は、5冊の中で一番怖いかも。きいきい、という音を題材にしたのが効いている。でもわたしなら、挟まってるのを見つけたら助けようとするけどなあ。素通り?

『ゆうれいのまち』

恒川光太郎/大畑いくの『ゆうれいのまち』(岩崎書店) 絵もおおらか、話もおおらか。怪談というよりは、ファンタジー。

『いるのいないの』

京極夏彦/町田尚子『いるのいないの』(岩崎書店) 猫好きな人は、ぜひ(笑)。おばあさんが「そんなものいない」と頭ごなしに否定しないところが、すごくいい。「脅かそうと思って、わざと恐い顔をしている」と思うと、ほうらラストも怖くなくなってくるよ…

「リーガル・ハイ」第7話

なんなんでしょうこの凝り様は(笑)、音楽に舞台にキャストに衣装まで。そうか黛担当の事件だから、古美門の負けにはならないのね。「なごりおしぃ〜♪」踊りが最高でした。

「氷菓」第5話

『氷菓』篇、最終話。過去の出来事を、郡山養子視点の「絵」だけでなく、もっと動きの多いドラマティックな絵と音で見せたら、関谷純の本当の思いがもっと伝わったのではないだろうか、そこは残念。それでも、OP・ED双方を削ってギリギリ尺を伸ばして、よく…

「リーガル・ハイ」第6話

鈴木京香はさすがの貫禄だが、セリフ回しは堺雅人の方が一歩上か。黛が「理想」と云い出すのはちと唐突だった気も。最後は意外とあっさり終わったね。で、次回予告が全てを持って行ってしまった件(笑)。

「氷菓」第4話

うーん、「貶めるつもりなら、無色って云うよ」、ごめんふくちゃん、おばさん分かったようで分からないや君の言葉。これは、4話に限らず今までずっと思ってたことなんだけど、原作読んだとき、「こんな小難しい語彙を使って会話する高校生って、いるのかな…

『“朧月夜” ヒカルが地球にいたころ(4)』

野村美月『“朧月夜” ヒカルが地球にいたころ……(4)』(ファミ通文庫) ううむ、今回は、ヒロインの二面性が上手くかみ合ってなかった気がする。意外な悪役登場、でしたね。

『“若紫” ヒカルが地球にいたころ(3)』

野村美月『“若紫” ヒカルが地球にいたころ……(3)』(ファミ通文庫) 犯罪ですよこんな小さい子を、大元の光源氏さん(笑)。前作で「こういうパターンになるのかな?」と予想してたのとは全く違ったストーリー展開。そして結末も、ここに落ち着くのかと思っ…

「リーガル・ハイ」第5話

物マネは特技なのかい黛クン?(笑) 単なる「裏切者は誰か」的物語でないところが上手いなあ。ブラックだが人を見る目に長ける大物政治家、心酔する部下、キャラ設定もよく出来ている。津田寛治はあまり活躍するシーンがなかったけど、今後出る予定があると…

「氷菓」第3話

原作に忠実に描かれていることに、好感。予告で使われていたクラシックが、本編で流れているのもうれしかった。で、里志のあのひまわり衣装は、なんやねん(笑)。

「リーガル・ハイ」第4話

突然流れた水戸黄門の音楽に、テレビの前の全員がひっくり返ったと思われ(笑)。フジテレビ、GJ! 見方次第で正義なんていくらでも変わるんだという寺田工務店の件には、なるほどと唸らされました。堺雅人のセリフ回しは神業だなあ。

「氷菓」第2話

なんなんだあの百合なEDは(汗)。摩耶花が登場して4人揃って、俄然雰囲気出てきましたな。今日は「木に」ならなかった千反田さんw ところでこのアニメ、『氷菓』『愚者〜』以降の原作も入るのかな? だったら「あきまして」や「雛」の和装まで見たいなあ。…

『STEP!STEP!STEP!高橋大輔』

原真子『STEP!STEP!STEP!高橋大輔』(日経ビジネス人文庫) うーん‥写真はいいんだけど文章がなあ。時系列があっちこっち飛んで、コアなファン以外には分かりにくいと思われる箇所がいくつも。主観をはさみすぎるのもいただけないし、ときおり混じるくだ…

『銀盤のトレース age16 飛翔』

碧野圭『銀盤のトレース age16 飛翔』(実業之日本社文庫) いや飛翔してないでしょうこのラスト(続編に期待)。学業との両立、身体の成長、家族のこと、‥多かれ少なかれこの年代の選手は、こうした悩みを抱えているんだろうな。あれもこれもでなく、ひとつ…

『銀盤のトレース age15 転機』

碧野圭『銀盤のトレース age15 転機』(実業之日本社文庫) 骨折、受験、進学‥と、展開はドラマティックなのだが、物語はわりと淡々と進む印象。小さい頃から鍛錬して、お金もかかって大変だなあ。

『夏の王国で目覚めない』

彩坂美月『夏の王国で目覚めない』(早川書房) わくわく読み進みましたが、うーん、やっぱりそもそもの設定(作中劇)に無理があったかなあ。三島加深は勝手に古野まほろとそのファンをイメージして読んでました(古野さん、未読なんですが)。 題名はイマ…

「リーガル・ハイ」第3話

うむ、やっぱり面白いぞ。正義がかならずしも勝つわけじゃないところが、従来のドラマとひと味違うね。 ストーカー事件には黛の学生時代の淡い恋愛話を絡め、球場でのヤジ事件では三木事務所との対立を描き、さらにテレビ番組の取材まで‥脚本さすが。小池栄…

「氷菓」第1話

原作大好き、しかも京都アニメーション制作ということで、大いに期待しておりました。 「わたし、気になります」が「わたし、木になります」な感じの絵になっていて、びっくり(笑)。蔓までにょきにょき生えちゃってたよ。千反田さんの瞳の色がアメジストみ…

「リーガル・ハイ」第2話

ちょっとテンション下がったかな。福田沙紀のパンクメイクはなかなかでしたが。あの騒音の中で曲の共通点がちゃんと分かる黛がド音痴なのは納得いかないぞ(笑)。怒った服部さん(お盆をたたいてた)は、けっこうレアかも。

「リーガル・ハイ」第1話

とんと連続ドラマはご無沙汰だったんだけど、「キサラギ」の古沢脚本ということで見てみました。 セリフの洪水、テンポよく展開がくるくる変わり、適度に深みもあってこれは面白いっ。脇キャラまでぴりっとしてるし。堺雅人の笑顔がどうにもいい人にしか見え…

『無菌病棟より愛をこめて』

加納朋子『無菌病棟より愛をこめて』(文藝春秋) 書名を見て、愕然。お病気だったこと、全く知らなかったので、本当にびっくりしました。死と隣り合わせの苛酷な入院生活が、ひたすら前向きに淡々と、時にはユーモアを交えて(女性ならではの悩みとか感覚と…

『カササギたちの四季』

道尾秀介『カササギたちの四季』(講談社) あちこちのレビューを見るとすごく褒めてあって、「道尾秀介の新たな代表作だ!」なんて絶賛もあって、ミステリ者の感想も見てまわったけどやっぱ評価高いんだよね。‥ううう、困った。全然楽しめなかったんですけ…